外国人児童生徒等教育の現状と課題(令和3年5月)
2022年2月20日(日) 14時22分 カテゴリ: 多文化共生
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厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(2021(令和3)年10月末現在)
2022年2月2日(水) 14時39分 カテゴリ: 多文化共生
厚生労働省から例年の統計が発表されました。 厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(2021(令和3)年10月末現在)が発表されました。この統計は毎年1回、前年の10月末現在の状況を1月下旬に発表します。 今年も雇用されている外国人は過去最多を更新、約173万人ですが、対前年比ではほぼ横ばいです。(コロナ禍の影響が深刻ですね。) 在留資格別では、①身分に基づく在留資格者、②専門的・技術的分野の在留資格、③技能実習、となりました。特に技能実習と、資格外活動の中の留学が大きく減少しています。一方で特定活動の在留資格者が急増しています。これは、コロナ禍の影響で帰国できない留学生や技能実習生などが在留期限が延長できない場合に特定活動の資格で滞日できる制度が運用されたためです。 それから、国籍別では、①ベトナム、②中国、③フィリピンの順番です。昨年ついにベトナム人が最多となりましたが、ベトナム人、フィリピン人が増加している一方で、中国人は減少しており、1位と2位の差が拡大しています。 是非最近の傾向として押さえておいてください。 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)
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外国人ビジネス人材に関するオープンセミナーのお知らせ
2021年8月13日(金) 16時51分 カテゴリ: 多文化共生
私が理事を務めるグローカル人財ネットワークのオープンセミナーが開かれます。私が昔お世話になったウズベキスタンで、日本語学校を経営しているボブルさんのプレゼンテーションです。 ビジネス人財に関係する方向けの企画ですが、ウズベキスタンにご興味のある方はぜひご参加ください。 詳しくは こちらへ。 外国人受け入れ
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グローカル人財ネットワークのオープンセミナー
2021年7月29日(木) 21時44分 カテゴリ: 多文化共生
2021年7月24日にわたしが理事を務める一般社団法人グローカル人財ネットワークのオープンセミナーがありました。ここでは一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎代表のお話を伺いました。 掻い摘んでお話をすると、現在の外国人受け入れの歪みはこれまでの政策の行き当たりばったりが原因であること、世界各国では外国人労働者の取り込みが進んでいて、日本での人材確保は今後決して容易ではないこと、また地域の日本語教育の現状については課題が多いことをお話しいただきました。 中でも私の心に残った言葉は、今の地域日本語教育は介護保険ができる前の介護とよく似ているという点でした。田村さん曰く、介護保険制度導入前の介護現場は家族労働とボランティアによって成り立っていて、サービスを受ける側はこれらを選択する余地がありませんでした。消費者に選択権がない限り、サービスとしての日本語教育が成長する余地はありません。日本語教育を、プロの職業人が担う産業として育成しなければなりません。それが成り立てば、日本語教育で生きられる人たちが現れてサービスが向上し、外国人が選べる時代がやってきます。介護保険のような制度を日本の地域日本語に導入し、成り立たせる必要がありますというお話でした。 こちらがそのリンク先です。よろしければご覧ください。
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在留外国人統計の最新情報が公開されました。
2021年7月26日(月) 16時22分 カテゴリ: 多文化共生
令和2年12月末現在の日本国内の外国人統計が公開されています。都道府県別、在留資格別、国別、市町村別の数字も見ることができます。 総数からすると半年前と比べて1000人程度の微増といったところです。是非一度ご覧ください。
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グローカル人財ネットワークオープンセミナー&交流会
2021年7月10日(土) 12時31分 カテゴリ: 多文化共生
ショートノーティスで恐縮です。広島で代表近藤が理事を務める、(一社)グローカル人財ネットワークのオープンセミナーが開催されますのでご案内いたします。 この団体はいろいろな形で起業を目指す外国人(元)留学生の皆さんを支援する事業を行っております。今回は一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎代表をゲストにお招きし、「これからの地域社会と日本語」というテーマでオープンセミナーを行います。 よろしければどうぞご参加ください。 人権尊重外国人多文化共生継承語
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外国人と法律
2021年5月10日(月) 23時03分 カテゴリ: 多文化共生
日本にいる外国人には当然ながら日本の法律が適用されます。彼らを支援する上では法律的な知識が必要になるときもあると思います。 最近、多文化共生の先達から法テラスの広報誌に「外国人と法律」という記事があったことを知らされ、読んでみましたが比較的わかりやすい文章でいろいろなアドバイスが書いてありました。 例えば現在日本人の配偶者の在留資格で日本国内に住んでいる外国籍の方が、引き続き日本に住みたいという希望を持っていたらどのような方法があるかという相談がありました。その中で、 「離婚届不受理申出制度」というのがあることを知りました。自分が知らないうちに相手が離婚届を提出することを阻む制度だそうです。詳しくは こちらをどうぞ。
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外国人児童生徒等教育に関する動画コンテンツについて
2021年4月27日(火) 00時17分 カテゴリ: 多文化共生
文部科学省が「外国人児童生徒等教育に関する動画コンテンツについて」というサイトを公開しました。リンク先は こちらです。 文科省もかなり真剣に取り組んできつつあるように思います。 下記の五つの動画があります。見てみてはいかがでしょうか。 外国人児童生徒等の受入れ 外国人児童生徒等教育の考え方 日本語指導の方法1 日本語指導の方法2 外国人児童生徒等のキャリア教育
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ラマダンについて
2021年4月13日(火) 22時34分 カテゴリ: 多文化共生
本日は今年のラマダンの始まりです。世界のイスラム教徒はこれから30日の「断食」を行います。断食はイスラム教徒にとって非常に重要な宗教的な行為です。今日はちょっとこのお話をさせていただきます。 イスラム教徒は彼らがラマダン(私がいたイランではラマザンと呼んでいました)と呼ぶ月1か月間、日の出から日没まで食も水も断って過ごします。ラマダンとは月の名称であって断食の行為そのものではありません。イスラム教徒は太陰暦を用いるので、太陽暦を用いる私たちの世界から見ると、この断食月は毎年10日程度、前年より早くなっていきます。ですから、年によって真夏の時もあれば真冬の時もあります。 厳しい人は自分の唾液も飲まないそうです。一方で病気の人や子ども、妊産婦、老人、旅行中の人は断食をしなくてもいいそうです。 イスラム教徒は日暮れとともに食事をとります。家族や友人たちと待ち焦がれた食事をとります。このときの連帯感、幸福感がおそらくこの断食月の美しい記憶として世代を超えて引き継がれているのだと思います。 日本人の中には、この断食を「不条理な苦行」ととらえる向きが多いかもしれませんが、それは大きな誤解です。イスラム教徒の多くはこれを喜んでしています。世界中のイスラム教徒との団結を感じられる「合宿」みたいなものととらえると日本人には理解しやすいかもしれません。 イスラム教徒ではない日本人が彼らの断食に付き合う必要もありませんが、邪魔は絶対しないようにしましょう。くれぐれも、彼らに「誰も見てないし俺も気にしないから好きなだけ食べてね」とかは決して言わないでください。
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新型コロナワクチン接種の際には外国籍住民のこともお忘れなく
2021年3月29日(月) 23時19分 カテゴリ: 多文化共生
いよいよ新型コロナウィルス対策の決め手とされるワクチン接種がはじまります。自治体でその準備をされている方々も多いと思いますが、その際にはぜひ外国籍住民のこともお考え下さい。ワクチンに対して母国で否定的なニュースや噂(「ワクチンは体に悪い」、「ワクチンはブタを使って作られている」など)を聞いて、ワクチン接種を拒否する人たちも存在します。また、「男性が見ているところで、腕をさらけ出すなんて嫌」とか、「お父さんがウンと言わなければ私は打たない」なんて人たちもいます。こういう多文化に対応することが今回は求められます。 その先進事例の一つがここでご紹介する岡山県総社市です。外国籍住民のための説明会を行ったそうです。 これから準備のために予行練習をする自治体も多いと思います。予行練習をするときにはぜひ外国籍住民を対象に入れてください。そうすればいろいろな問題が早めにわかると思います。ワクチン接種にかかわる皆さん、是非御一考ください。 外国人多文化共生
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