厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(2021(令和3)年10月末現在)
2022年2月2日(水) 14時39分 カテゴリ: 多文化共生
厚生労働省から例年の統計が発表されました。 厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(2021(令和3)年10月末現在)が発表されました。この統計は毎年1回、前年の10月末現在の状況を1月下旬に発表します。 今年も雇用されている外国人は過去最多を更新、約173万人ですが、対前年比ではほぼ横ばいです。(コロナ禍の影響が深刻ですね。) 在留資格別では、①身分に基づく在留資格者、②専門的・技術的分野の在留資格、③技能実習、となりました。特に技能実習と、資格外活動の中の留学が大きく減少しています。一方で特定活動の在留資格者が急増しています。これは、コロナ禍の影響で帰国できない留学生や技能実習生などが在留期限が延長できない場合に特定活動の資格で滞日できる制度が運用されたためです。 それから、国籍別では、①ベトナム、②中国、③フィリピンの順番です。昨年ついにベトナム人が最多となりましたが、ベトナム人、フィリピン人が増加している一方で、中国人は減少しており、1位と2位の差が拡大しています。 是非最近の傾向として押さえておいてください。 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)厚生労働省多文化共生統計雇用状況
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