令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題1(3)
2021年11月19日(金) 21時51分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
試験Ⅰ 問題1(3)については次のようにお考え下さい。 これはローマ字表記の基本的な問題です。 ローマ字表記は3種類あるのですが、一般的にはヘボン式と訓令式の違いを問われる問題が多いです。 今回もこの二つの違いを問う問題です。 駅の表示やパスポートの名前の表記は現在ではヘボン式が多いので、普通の場面で慣れ親しんだ表記が ヘボン式です。 「しゃ」をsha書くのがヘボン式、syaと書くのが訓令式です。1 「つ」はtsuがヘボン式、tuが訓令式。 2 「しゃ」はshaがヘボン式 tsuがヘボン式、tuが訓令式。 3 「ち」はchiがヘボン式、tiが訓令式。 4 「し」はshiがヘボン式、siが訓令式。 5 「ふ」はfuがヘボン式、huが訓令式。 したがって 2だけが訓令式、他がヘボン式で、2が仲間外れだからこれが答えとなります。 これも基本的な問題と考えて結構です。 令和3年度問題
|