令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題1(2)
2021年11月18日(木) 22時13分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
試験Ⅰ 問題1(2)については次のようにお考え下さい。 まず拍であれば、全部ひらがなにして直音、撥音(ん)、促音(小さい「っ」)は一文字で一拍、拗音は「き」などの文字と小さい「ゃ、ゅ、ょ」を合わせて一拍と数えます。 そうすると、1こ/く/ば/ん(4拍)、2きょ/う/し/つ(4拍)、が/っ/こ/う(4拍)、け/っ/せ/き(4拍)、け/ん/が/く(4拍)となります。 一方で音節のとらえ方は母音の数を数え、二重の母音(長母音)は一つと数えます。 1 ko/ku/ban(3音節)、2 kyo/shi/tsu(3音節)、3 gak/koo(2音節)、4 kes/seki(3音節)、5 ken/ga/ku(3音節) そう考えると、拍だと全て4拍で、音節だと3だけが2音節、他は3音節となりますので、 3が答えと言うことになります。 これは難問とは言えません。基本的な知識を問っている問題です。こういう問題は落とさないように気をつけてください。 令和3年度問題音声
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