令和2年度問題解説(16) 試験Ⅰ問題2(1)異なる種類の誤用
2021年7月22日(木) 09時22分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
問題は凡人社刊の冊子をご覧ください。 問題2は誤用の本質をとらえる能力が問われます。 最初の(1)はいつも発音の問題です。発音の問題は「仮名にする」あるいは「アルファベットにする」ということでとらえられます。「そのへん(sono hen)」が「そのえん(sonoen)」になってしまったわけですから 子音の[h]が脱落していることがわかります。これを他に当てはめてみると1,2,3は同様の誤用です。 一方4は「せんえん(sen-en)」が「せんねん(sen-nen)」に聞こえるわけですから、「せん」の撥音のNが後ろの母音とくっついて発音されていることが問題だとわかります。 ですので仲間外れは4ということになります。 試験対策音声
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