「私のアメリカ友だち」
2021年6月16日(水) 15時59分 カテゴリ: 授業準備
この仕事をして結構長くなりますが、韓国人学習者がときおり「私のアメリカ友だち」のような言い方をするのが不思議で仕方がありませんでした。にほんごなら「私のアメリカ人の友達」となるだろうに。なんでだろう。この疑問が昨日解決されました。 かなり習熟度の高い韓国人学生にこの話をしたら彼らなりのきちんとした理由があったのです。韓国語では「の」に相当する助詞をいくつも重ねるのは「よくない」そうで、なんとかこれを省く努力をするのだそうです。その結果、件のような表現をしてしまうのだそうです。何かすっと腑に落ちた気がしました。 確かに日本語でも3つも4つも「の」が付く連体修飾は格好が悪いですが、韓国語はさらにきびしいのですね。指導するときにまた一つ手掛かりになるものが手に入った気がします。 外国の文化
|