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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3C(15)
2022年5月22日(日) 11時26分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(15)「述語+の」の機能に関して 他と異なるものここでは、それぞれの「の」を他の言葉で置き換えてみましょう。 1番 ここでは「の」は「という様子」と置き換えられます。 ⇒「の」は「形式名詞」です。 2番 ここでは「の」は「という事実」と置き換えられます。 ⇒「の」は「形式名詞」です。 3番 ここでは「の」は「目的」と置き換えられます。 ⇒「の」は「形式名詞」です。 4番 ここでは「の」=「スイカ」と置き換えられます。 ⇒「の」は 「代名詞」です。 したがって、ここの 正解は4番ということになります。 形式名詞はその先行する節全体を「一つの名詞」にする役割があるのに対して、代名詞はある名詞の代わりとなる役割を果たします。ここで形式名詞、代名詞の違いを意識しておくといいと思います。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3C(14)
2022年5月21日(土) 10時21分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(14)「述語+の」という構造で用いられる「の」 この文で「地震があったの」の部分は「地震の発生」のような名詞句に置き換えられます。 これは疑問の成分はありませんから3ではないと考えられます。また、並列節と言うのは、「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。」のような節の関係です。問題の文とはかなり違いますね。したがって4も✖です。 「主題化」か「名詞化」かということですが、上記のように「地震の発生」という名詞句に置き換えられますから名詞化ととらえた方がいいでしょう。 正解は2番ということになります。 「主題化」に関与しているのは「の」ではなく、その後ろの「は」のほうです。 この問題で悩んだ方は、「主題化」「名詞化」「疑問節」「並列節」という意味がはっきり捉えられていない可能性があります。復習をお勧めします。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3C(13)
2022年5月20日(金) 10時09分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(13)名詞修飾節の「?」と交替する「の」 これも設問から例を作る作業をするのが基本です。 名詞修飾節というのは例えば、「山田さんが食べたパン」という例を考えると、「山田さんが食べた」という部分が「パン」を修飾していますね。「山田さんが食べた」の部分が「パン」を修飾しているのです。 この名詞修飾節は、「山田さん の食べたパン」としても正用です。つまり、「が」と「の」が入れ替わることが可能だというわけです。この現象を 「ガノ可変」と言います。 したがって、 1番が正解です。この現象のことをご存じなかった方はこの機会に覚えていただければと思います。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3C(12)
2022年5月19日(木) 09時52分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(12) 「XのY」の「X」にはいる名詞以外のもの これも設問から例を作ってみる作業が必要です。また、ある品詞について、例となるものがすぐ思いつくようにしておくと対応が楽になります。 私の場合、副詞なら「ゆっくり」、連体詞なら「あらゆる」、動詞なら「読む」、イ形容詞なら「白い」なんてのを思い出すようにしています。 さて、3番の動詞の連体形は「読むの時間」はおかしいのでこれは✖。イ形容詞の終止形「白いの馬」もへんなのでこれもダメ。「あらゆるの間違い」もダメですね。そもそも連体詞は名詞の前に現れて直後の名詞を修飾するのがその定義ですから、「の」が入るのは矛盾しています。 問題は副詞なのですが、確かに「ゆっくりの車」は変ですが、「突然」はどうでしょう?そうすると、「突然の訪問」なんて例が思いつくかもしれません。 というわけで、 正解は1番となります。 余談ですが、副詞と名詞は意外と共通点があります。①自立語である、②活用がないの2点はおさえておきましょう。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3C(11)
2022年5月18日(水) 09時45分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(11) 「XのY」の「X」と「の」の間に入る格助詞 この手の設問には柔軟に「~の~」の例を作ってみる姿勢が大切です。これは他の設問の解答にも言えることです。 問題文の文意からして、「X【 】のY」、たとえば 「自宅 での勤務」「カナダ からの手紙」などを思いつけばいいでしょう。そう考えれば答えが2であることはそれほど難しくないと思います。XとYはそれぞれ名詞であればどんなものでもよいので、そのあたりは柔軟にお考え下さい。 正解は2番となります。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3B(10)
2022年5月17日(火) 22時39分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(10) 話し言葉では活用に揺れが生じている語 ここでピンときた方は、日常的に日本語をかなり文法的にとらえている方だと思います。私はピンときました。 選択肢がすべて動詞なのに「品詞としての典型的な意味を表さない」というわけですから、意味的に動詞的でないものを探します。そうすると1「違う」、3「曲がる」が、どちらかと言えば形容詞的だとお分かりかと思います。 ここまできて、世の中で「ちがくて」と話す若者がかなりいることに気が付いた方は1を選べるのではないでしょうか。 「違う」はあくまでも動詞ですから、本来は「違う」「違わない」「違って」と活用するはずです。しかし、違うは形容詞的な意味(英語だったらdiffernt)のためか、「ちがくて」と話す若者も多く、どちらが正用かわからない日本語教師も現れているように思います。 正解は1番と言うことになります。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3B(9)
2022年5月16日(月) 22時28分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(9)二つ以上の品詞にまたがるもの それぞれの言葉を二つ以上の品詞で考えてみましょう。 1番「光」は 「ひかり」か「ひかる」ですが、ひかるの場合は送り仮名「る」が必要です。 2番の「うそ」は名詞しかなく、動詞となる場合は「嘘をつく」としないとできません。「嘘のN」はありますが、これは名詞+の(助詞)+名詞となりますから、「嘘」はどちらの場合も名詞です。 3番の「幸せ」は「私の幸せ」「彼女の幸せ」とすると名詞ですが、「幸せなN」とすればナ形容詞の用法となります。(これが答え) 4番は、学習は名詞ですが、動詞にするには「学習する」と「する」をつけないといけません。 余計なものをつけないで二つ以上の品詞として使えるのは、この選択肢の中では3だけとなりますので。正解は3と言うことになります。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3B(8)
2022年5月13日(金) 20時15分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(8)「形容詞」に関する記述 形容詞に関する記述として最も適当なものというのが質問です。 1 形容詞は普通、程度副詞(「とても」、「すこし」など)に修飾されますから1はOK。 2 アスペクトの対立(完了と不完了)があるのは通常は動詞の問題ですから2番は×です。 3 接続助詞(「から」や「ても」)が後接しない(うしろに付かない)というのは、考えてみれば、「大きいから」「面白いから」などと形容詞も接続するので、これも×。 4 モダリティ表現(例えば「だろう」)が形容詞に接続しないかと言うと、「きっとうつくしいだろう」という感じで、これも接続するので×。 と言うわけで 正解は1番となります。 この試験でいい点をとるためには 短い時間にこの手の指示に沿った例文が作れるかどうかというところにかかっているように思います。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3B(7)
2022年5月12日(木) 20時01分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(7)「動作名詞(動名詞)」 英語だと動詞の「speak」にingをつけて、「発話」を表す「speaking」と言う名詞を作るということを、勉強した方も多いでしょう。 ただ、「動名詞」と言う言葉は日本語教育ではあまり用いられません。ここでは「動作性のある名詞」と考えればいいでしょう。日本語教育の中で多少問題になるのが「勉強」という名詞です。普通私たちの生活の中では「勉強 をする」の形で使いますが、「英語」や「数学」などの対象が現れると「英語 を勉強する」か「英語 の勉強 をする」と言う表現にしないといけません。それは一つの文の中に同じ機能を持つ格助詞を2つ以上出現させると不自然になるというルールがあるからです。教師はこれを何とか避けるように指導していきます。 さて、選択肢の四つの中で動作としての意味を持っているものはどれかというのを考えましょう。そう考えると「する」という言葉を付けて機能するかどうかと考えるといいでしょう。 そう考えると 正解は4番ということになります。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3B(6)
2022年5月11日(水) 19時53分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
(6)動きを表す動詞 選択肢の下線部はどれも動詞ですが、この中で動きを表しているものを探します。 1 「含む」は状態を表すのでこれは×。 2 「あった」も過去の状態を表すのでこれも×。 3 「読める」も状態を表しますから×。 (「読む」だったら動作だから○なのですが。)
4 「褒めた」は動作ですから、これが○で答えとなります。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)
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