令和3年度問題の解説 試験Ⅰ 問題3D(19)
2022年5月30日(月) 21時25分 カテゴリ: 日本語教育能力検定試験
主節に対する従属節の従属度の違いについては南不二夫の分類がある。 同研究によれば、 従属度が高い順に A>B>C となる。 A類 「ながら」、「つつ」 など ⇒これらの前には、「ている」、「ない」が入らない。 B類 「ので」、「たら」、「なら」 など ⇒これらの前には「だろう」が入らない。 C類 「が」、「から」、「し」 など ⇒これらの前には「だろう」がはいる。 1 ~が ⇒C類 この4つの中ではC類である「~が」が最も従属度が低く、独立度が高い。 2 ~前に ⇒B類 3 ~ながら ⇒A類 4 ~ので ⇒B類 したがって、 1が正解となる。 (この解説は令和3年度試験受験者の皆さんのために書いております。そうでない皆様には、悪しからずご理解をお願いいたします。)令和3年度問題文法
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